市販離乳食は、手作りより安心安全!内科医ママが離乳食を作らない10の理由を解説。もう手作りしなくていいんです。

こんにちは。
暮らしの【楽】探求家、ゆずです。

私は現役の内科医をしているママです。
うちには5歳の娘、生後4ヶ月の息子がいて、息子はこれから離乳食を始めるのですが…

ゆず
離乳食は、市販品を買おう!

と、いろいろ勉強して決めました。

市販の離乳食を使うにあたっては、

・レトルトは添加物が多いのでは?
・残留農薬は大丈夫?
・栄養面はどうなのかな?
・手作りしないって「かわいそう」なのかな…

など、いろいろな心配事がありますよね。

内科医、そしてまさに離乳食を始める子のママとして。
息子の離乳食をどうするのか、私なりにいろいろと学び、考えました。

この記事では、私と同じように離乳食作りに直面していて
特に、

・離乳食作りが辛い
・市販の離乳食を使いたいけれど不安

とお悩みのママさんに。
私が市販の離乳食を活用すると決めた10の理由と、市販の離乳食のデメリットについて、詳しく解説します。

目次

小児科医ママの本「離乳食は作らなくてもいいんです」

息子の離乳食開始に向けて、私が一番参考にした本は

\小児科医のママが教える/ 離乳食は作らなくてもいいんです

という本です。

著者は小児科の専門医である、工藤紀子先生。

工藤先生は、栄養と子どもの発達に関連する研究で博士号を取得されており、子どもの栄養のスペシャリストであると同時に、2児のママさんでもあります(2019年4月現在)。

工藤先生は、ご主人のお仕事の関係で、二人目のお子さんをアメリカで出産。
その時、

「アメリカでは、離乳食はみんな買っている!」

という経験をしたのが、市販の離乳食を活用するきっかけになったとか。

日本では手作りが当たり前のようになっていますが、アメリカでは買うのが当たり前。

いいえ、アメリカだけではありません。
イギリスでもドイツでもオーストラリアでも中国でも、市販離乳食をあげることが当たり前だったのです。

そんな工藤先生も、上の娘さんの時は日本で手作りの離乳食を作って、大変苦労されました。

両方の経験をしているからこそ、工藤先生の本にある言葉は、一言一言がグッと胸に刺さります。

アメリカでの子育て経験と、ご自身の専門的知識を合わせて執筆されたのが、

「離乳食は作らなくてもいいんです」

です。

「離乳食は作らなくてもいいんです」は、書籍としても購入できますが、Cakesという月額制で本が読めるサイトでも読むことができます。

Cakesでは書籍の冒頭部分が無料で公開されていますので、ぜひそちらだけでも読んでみて下さい。

Cakesで冒頭部分を読んでみる

内科医ママが、息子に市販離乳食を使うことに決めた10の理由

わが子に市販の離乳食をあげるとなった時…一番気になるのが安全性ではないでしょうか。

ママ
市販の離乳食は保存料などの添加物が入っているから、子どもにはあげたくないの。

そう思っている方も、多くいらっしゃるみたいですね。

でも、本当にそうでしょうか…?

『手作りの離乳食の方が安全で、子どもの発達に良い』というのは、実はただの思い込みです。
では、市販の離乳食の安全性を中心に、市販離乳食を使うメリットを解説します。

市販の離乳食は、厳格な審査基準をクリアしている

市販離乳食は、それぞれの国の厳格な審査基準をクリアしています。

日本製品の場合だと『日本ベビーフード協議会』や『厚生労働省』による厳しい審査基準をクリアしたものが販売されています。
この指針は

・医学的、栄養学的な適切さ
・製品の大きさや硬さなど、形状の適切さ
・アレルギー物質の規格
・残留農薬などの化学物質基準
・微生物の安全性基準

など、内容は多岐に渡ります。

これは海外製品の場合も同じで、やはり現地の審査基準をクリアしているものが販売されているんです。

離乳食は、体の小さな赤ちゃんにあげるもの。
大人が食べる食品に課せられる基準よりも、より厳格な基準が設けられています。

普通にスーパーで材料を購入して手作りする以上に安全だと考えてOKです。

では、市販離乳食を使うメリットについて、もう少し詳しく解説していきますね。

【メリット1】残留農薬は厳しい基準値未満

お野菜を調理するにあたり、気になるのは残留農薬の量。
市販のお野菜から作る場合には、農薬が気になって

・オーガニック野菜
・有機野菜

などを選ぶこともあると思います。

市販離乳食の残留農薬は、ご紹介した厳しい基準をクリアしているため、赤ちゃんにあげても安心です。

【メリット2】有機・オーガニック食材を使用している製品も多い

赤ちゃんにあげる離乳食ですから、食材にこだわりたいママさんは大勢います。
このため、市販離乳食には

・オーガニック食材
・有機食材

を使用している製品も数多くあります。

【メリット3】塩分が調整されている

離乳食は塩分に気を遣って作る必要があります。
なぜなら、赤ちゃんに多すぎる塩分は『有害』だからです。

赤ちゃんは腎臓の機能が大人ほど発達しておらず、多すぎる塩分は体の負担になります。

これは極端な例ですが、ある保育施設で塩分の多い飲み物を多量に与えられた赤ちゃんが亡くなってしまった事故は、記憶に新しいのではないでしょうか。

市販離乳食には適切な塩分の基準があるため、安心です。

【メリット4】特定原材料が明記され、アレルギー表示もバッチリ

離乳食の時期、気になるのはアレルギーです。
日本の統計では、1歳未満のお子さんの5〜10%に何らかの食物アレルギーがあるんですよ。
(※参考:日本小児アレルギー学会ガイドライン

市販離乳食には、アレルギーの原因となりやすい特定原材料が明記されています。

お子さんに何らかのアレルギーがある場合にも、原因となる食品が使われているかどうかを簡単に確認できるので、安心です。

【メリット5】時期に合わせた調理方法や形状で作られている

離乳食作りで大切なポイントとなるのが、

・食材の調理方法
・食材の形態

です。

スープ状、ポタージュ状、舌でつぶせる、歯ぐきでつぶせる…などなど。
時期によって、様々な形状に対応して作るのは大変ですよね。

でも、これには大切な理由があります。

それは…赤ちゃんが単に食べやすいというだけではありません。
赤ちゃんが飲み込める硬さや形状を守らないと、窒息事故のリスクがあるんです。

市販離乳食は、赤ちゃんが安全に食べられるよう、硬さや形状には基準が設けられています。
赤ちゃんの月齢や歯の生え具合、離乳食の段階に合わせて選んであげれば、安心して食べさせてあげることができます。

【メリット6】与えてはいけない食材が使われていない

赤ちゃんにあげてはいけない食材の代表格は、「ハチミツ」です。

ハチミツの中にはボツリヌス菌が入っています。
ボツリヌス菌はすご〜く頑丈な菌で、120℃なら4分間、100℃だと6時間も加熱し続けなければ死にません。

酸素の無いところが好きな菌なので、瓶詰めなどの中でも生き残ります。

ボツリヌス菌が含まれる食品を赤ちゃんが摂取すると、赤ちゃんのお腹の中でボツリヌス菌が増えて毒素を作り出す「乳児ボツリヌス症」を発症してしまいます。

最近は、自治体の離乳食指導などで「ハチミツはダメ」と指導されるようになり、乳児ボツリヌス症は減りました。
ですが、ボツリヌス菌は頑丈なので、「ハチミツ」そのものだけでなく「ハチミツ入り製品」にも気をつけなければいけないんです。

…ところで。

黒糖にもボツリヌス菌がいるって、知っていましたか?
銀杏を食べ過ぎると中毒を起こすことも、知っていました?

黒糖なんて体に良さそうなイメージなので、盲点ですよね。

このように、意外と赤ちゃんに与えてはいけない食品ってあるんですよ。

市販離乳食には、赤ちゃんに与えてはいけない食品はもちろん使われていません。
うっかり知らずにあげてしまうことがないので、安心です。

【メリット7】手作り離乳食では不足しやすい鉄が摂取できる

市販離乳食をお勧めする大きな理由として、手作り離乳食では不足しやすい

・鉄
・亜鉛
・DHA

がしっかりと摂取できる点が挙げられます。
ここでは、鉄にフォーカスしてお伝えしますね。

母乳やミルクで鉄分が不足しないのは、生後6ヶ月まで。
それ以降は、離乳食からも鉄を摂らないと鉄分不足になってしまいます。

ここで、鉄の推奨摂取量と、鉄分が多い食品をまとめます。

鉄の推奨摂取量
年齢 男の子 女の子
0〜5ヶ月 0.5mg 0.5mg
6ヶ月〜11ヶ月 5mg 4.5mg
1歳〜2歳 4mg 4.5mg
鉄を多く含む食品の例
食品名 100gあたりの鉄含有量(mg) 1回量あたりの鉄含有量(mg)
納豆 3.3 1.0(30g)
ほうれん草 2.0 0.6(30g)
小松菜 2.8 0.8(30g)
鶏レバー 13 2.6(20g)
シーチキン 2.6 0.5(20g)

手作りの離乳食で鉄を摂取する場合…

初期から食べられる納豆やほうれん草、小松菜からも鉄分は摂取できますが、動物由来の鉄と比較すると吸収効率が悪いです。

動物由来の鉄を摂取するためには

・鶏レバー
・赤身の魚(カツオ、マグロなど)
・シーチキン

などを積極的に使う必要がありますが、これらは中期からしか登場しない食材です。

鶏レバーや魚は調理が大変ですし、シーチキンは簡単だけど塩分が心配。
しかも…味にクセがあるので、全然食べてくれない恐れも。

市販離乳食の中には鉄や亜鉛、DHAなどが手軽に摂れるものがあります。
それは…ライスシリアル(お米のお粥みたいなもの)。
お粥なら味にクセもなく、多くの赤ちゃんが食べてくれるでしょう。

残念ながら、日本には鉄が付加されたライスシリアルが販売されていません。
海外からのお取り寄せが必要になってしまいますが、ぜひ取り入れていただきたいなと思います。

赤ちゃんの鉄分不足については、

【内科医ママが教える】離乳食期の赤ちゃんに起こる鉄分不足の原因と症状は?市販の離乳食で簡単に解決する方法も

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こんにちは。 暮らしの【楽】を探求する内科医ママの、ゆずです。 離乳食の時期、赤ちゃんは鉄分不足になりやすいことをご...

こちらの記事で詳しくご紹介しています。
もっと知りたい…ということであれば、併せて読んでみて下さいね。

また、冒頭でご紹介した「離乳食は作らなくてもいいんです」の中で紹介されている、Gerber社製のライスシリアルについては、別の記事で詳しく解説します。

【メリット8】家庭で調理するより衛生面で優れている

鉄分のところで登場した、鶏レバー。
ご家庭で離乳食用に調理するとなったら…ものすご〜く大変じゃないですか?

新鮮な生レバーを買ってきて…
しっかりと加熱して、中毒が起きないように気を遣い…
レバーを調理したまな板や包丁が他の食材に触れない様に気を配って…

赤ちゃんは抵抗力が弱いので、生のお肉やお魚は離乳食には使いません。
生の肉や魚を調理する際には、食中毒にならない様、十分注意する必要があります。

一方、市販離乳食は

・衛生管理のしっかりとした基準が定められている
・衛生管理がきちんとされた工場で生産される
・品質管理の検査が行われている

ため、衛生面ではバッチリです。

【メリット9】常温保存ができ、持ち歩きが可能

手作りの離乳食は、衛生管理上、持ち歩きはお勧めしません。
なぜなら、作る過程で必ず何らかの細菌は混入しているため、食中毒の危険があるからです。

しっかり気をつけて作っていても

・空中からの落下細菌
・手指や食器に付着している細菌

などが微量に混入しています。
作ってすぐに食べる分には良いのですが、持ち歩く間に細菌が繁殖してしまう恐れがあります。

一方、市販離乳食には

・ドライフリージング
・フレーク
・瓶詰め
・レトルトパウチ

など、常温保存できるタイプの製品があります。

常温保存できるタイプは、基本的には密封後に殺菌されているため、生きた細菌の混入はゼロ。
未開封であれば常温で保存できるため、持ち歩いても安心です。

【メリット10】ママの負担が軽く、ストレスが少ない

最後に…離乳食を作るのは大変です。

・離乳食の勉強
・献立を考える
・食材の買い物
・離乳食作り
・ちょうど良い温度に冷ます
・食べさせる
・後片付け

これら全てを、赤ちゃんのお世話をしながらしなくてはなりません。

しかも…食べない。

そう。
一生懸命作った離乳食でも、赤ちゃんはニコニコして食べてくる訳ではないのです(涙)

・頑として口を開けない
・口に入れたら吐き出す
・手で遊ぶだけ
・投げつける
・こぼす
・泣き出す
・脱走する

これは全て、私が上の子で経験したパターンです。
もうね、ストレスが溜まらない理由が見つかりません(笑)

市販離乳食を使えば

・買い物はネットでポチポチ
・開封するだけ、お湯やミルクで伸ばすだけで完成
・常温OKのものなら、そのまま出すだけ
・洗い物は食器だけ
・食べてくれなくても、ママの精神的ダメージなし

と、ママの負担は激減します。

あぁ…もうすぐ離乳食だ…
始めたくない…

と、5ヶ月を前に憂鬱になることもありません。

では、お伝えした10のメリットをまとめます。

  1. 残留農薬は厳しい基準値未満
  2. 有機・オーガニック食材を使用している製品も多い
  3. 塩分が調整されている
  4. 特定原材料が明記され、アレルギー表示もバッチリ
  5. 時期に合わせた調理方法や形状で作られている
  6. 与えてはいけない食材が使われていない
  7. 手作り離乳食では不足しやすい鉄が摂取できる
  8. 家庭で調理するより衛生面で優れている
  9. 常温保存ができ、持ち歩きが可能
  10. ママの負担が軽く、ストレスが少ない

市販離乳食を使うと、こんなにいいことがあるんだよ〜というのが、伝わりましたでしょうか。

市販の離乳食を使うデメリット

ここまで、市販の離乳食を使うメリットについてお伝えしてきました。

でも。
メリットがあれば、デメリットもあります。

ここでは、市販の離乳食を使うデメリットを5つ、ご紹介します。

【デメリット1】費用がかかる

市販の離乳食は、厳しい基準をクリアするよう厳密に管理されて作られており、価格も家庭で手作りするより割高です。

他の家族の食事と同じ材料で上手に取り分けしながら作る場合には、割高さが目立つでしょう。

一方、離乳食のためだけに食材を購入して余してしまったり、赤ちゃんのためにと有機やオーガニックなどの食材を買う場合には、手作りの方が割高となる可能性もあります。

【デメリット2】赤ちゃんが味を好むかどうか分からない

手作りの離乳食のメリットとして、赤ちゃんが好む味付けのものを、食材を変えながら繰り返し出せることがあります。

食の好みが難しいお子さんの場合には、その方がスムーズに進むこともありますよね。

市販の離乳食は味付けが決まっているので、様々な食材をバランスよく出そうとすると、いろいろな味にチャレンジすることに。
気に入ってれる製品が多ければ良いのですが、食べない製品が多くなってしまうと、バランスが心配です。

市販の離乳食にも、いろいろな種類があります。
レトルトだと決まった味になってしまいますが、素材のフリーズドライ製品なら、味だけ自分でつけることも可能。

この辺りは、たくさんある市販品から上手く利用する工夫は必要です。

【デメリット3】1歳頃になると、量が足りなくなることも

初期の頃は、1つの瓶詰めを小分けに冷凍して…なんて使い方で足りてしまう離乳食。

ですが、たくさん食べる赤ちゃんだと、1歳頃には1瓶、1パックでは物足りない…なんてことも起こります。

とはいえ、その頃にはパンやおにぎり、バナナなどが食べられるようになってきます。
簡単に出せるものと組み合わせれば量の不足は解消できるでしょう。

【デメリット4】食品添加物はゼロではない

市販の離乳食は厳格な審査基準を通過しているとはいえ、長期保存・常温保存を可能にするために、必要最低限の食品添加物が入っている製品もあります。

「絶対に添加物は食べさせたくない!」

というママさんには、向きません。

市販の離乳食に使用される食品添加物は、種類・量ともに厳格な基準があります。
私は、そこまで神経質になる必要はないんじゃないかな〜と思っています。

【デメリット5】異物混入・製品の回収などの事例がある

過去に、まれではありますが、異物混入や製品の回収が行われた事例があります。
これは離乳食に限らず、どんな製品にも僅かな確率で起こりうることですよね。

離乳食を手作りする時には、使用する食材が悪くなっていないかチェックするように…
市販の離乳食をあげる場合にも安心し切らずに、見た目や匂いなどをチェックすると安心です。

5つのデメリットをまとめます。

  1. 費用がかかる
  2. 赤ちゃんが味を好むかどうか分からない
  3. 1歳頃になると、1パックでは量が不足することも
  4. 食品添加物はゼロではない
  5. 異物混入・製品の回収などの事例が過去にある

市販の離乳食を使う際には、上記のようなデメリットも踏まえて、上手に取り入れていきましょう。

私は「基本、市販の離乳食を中心に乗り切ろう!」と思っていますが…
市販品を使うと決めたからと言って、手作りしちゃいけないってことはないんです。

お豆腐やバナナくらいなら自分で潰してあげるのは簡単だし、食パンやおにぎりだって、さっと作って出してもいい。
取り分けでいけそうな日は、取り分けたっていい。

この辺りは実際に離乳食を進めながら、あなたがやりやすいように、柔軟に対応していけばOKです。

市販の離乳食をあげたら、子どもがかわいそうだと思いますか?

市販の離乳食を使うメリットについては、十分伝わったかな〜と思うのですが…
ここで、立ちはだかるのがママの気持ちの問題。

レトルトばかりあげるのは、子どもに申し訳ない…
私はダメな母親なんじゃないだろうか…

と、罪悪感を感じてしまうママもいるのではないでしょうか?

インスタグラムやツイッターなどを見ると、手作りの離乳食を、かわいいトレーに乗せた写真を、それこそ毎日の様にアップしている人もいます。

私も、そういうお母さんを見ると、そのキラキラ具合がまぶしく感じます。
と同時に、できない自分に罪悪感のようなものを抱いたこともありました。

でもね、声を大にして言いたい。

市販の離乳食を食べさせることは、かわいそうなんかじゃないよ。
むしろ、子どもの健やかな成長にとって、いいことだよ。

もちろん、手作りで頑張っているママさんを批判するつもりは、1ミリもありません。
大変な手作りの離乳食でも、楽しんで作っているママさんもいるでしょうし、手作りの離乳食を食べる赤ちゃんも幸せかもしれない。

それもママの愛情の一つの形です。

でも、市販の離乳食を使ったからといって、ママの愛情が薄い訳ではないと思うんです。

離乳食を作るために必要な時間と労力は、赤ちゃんと楽しく過ごす時間にあててもいい。
ママの体力を回復する時間にしてもいい。
ママがリフレッシュして、笑顔になるための時間にしても、いいと思いませんか?

赤ちゃんはママの笑顔が大好きだと思うから。
ママが笑顔になれるのなら、市販でも、手作りでも、どっちだっていいじゃない。

と、ゆずは思うのです。

それでも、手作りじゃないとかわいそうかな…と思ってしまうあなたへ。

離乳食の時期は、生後5、6ヶ月〜1歳半程度なので、長くても1年ほどしかありません。
その後は、ママ(ご家庭によってはパパかもしれませんが)が作ったご飯を一緒に食べる訳ですから…その1年は誤差みたいなものです。

もし、離乳食作りが楽しめないなら、やめちゃいましょう。
誤差なんだから、罪悪感を感じる必要なんてないんです。

そして、周囲から「かわいそう」と言われるのではないかと心配しているあなたへ。

愛情云々の話は抜きとして。
科学的に考えると、市販の離乳食は、手作りの離乳食よりも明らかに優れています。
なぜなら、赤ちゃんの栄養のプロが監修して厳密に作られたものだからです。

安全で、不足しがちな栄養も十分に摂れる。
医学的、栄養学的には、赤ちゃんが健やかに成長・発達するために最良なのが、市販の離乳食なんです。

もし誰かに「かわいそう」と言われても、傷つく必要はありません。
あなたが離乳食についてしっかりと調べ上げて出した、最良の結論です。

「手作りだと、鉄やDHAが不足しちゃうことがあるんだって」

「市販の離乳食は農薬や添加物の基準が厳しいから、安全なんだって」

と、胸を張って返答していいと思います。
(言わなくても、心の中で思うだけでもOKですよ〜。)

最後に、それでも手作りしたいと思っているママさんへ。

私は医学的、栄養学的に最良なのは市販の離乳食だよとお伝えしました。
でも、子育てって、何でも最良じゃなきゃいけないの…?

そう考えた時、その答えは「No」なのではないでしょうか。

もちろん手作りの離乳食でも、たくさんの赤ちゃんが健やかに成長しています。
手作りする方があなたがハッピーでいられるなら、それがあなたの最良の答え。

でも、やってみて、もししんどいと感じたら…
気合いで乗り切る、だけではなく。
市販の離乳食を使うことも、選択肢にしてみて下さいね。

ただ、ライスシリアルを取り入れるだけでも鉄不足の心配がなくなるので…
『おかずは手作り、でもライスシリアルだけ使っとこ』というのもおすすめしておきます。

まとめ

この記事では、市販の離乳食を使うメリット、デメリットについて、詳しくお伝えしました。
最後に、お伝えしたことをまとめます。

市販の離乳食を使う10のメリット

(1)残留農薬は厳しい基準値未満
(2)有機・オーガニック食材を使用している製品も多い
(3)塩分が調整されている
(4)特定原材料が明記され、アレルギー表示もバッチリ
(5)時期に合わせた調理方法や形状で作られている
(6)与えてはいけない食材が使われていない
(7)手作り離乳食では不足しやすい鉄が摂取できる
(8)家庭で調理するより衛生面で優れている
(9)常温保存ができ、持ち歩きが可能
(10)ママの負担が軽く、ストレスが少ない

市販の離乳食を使う5つのデメリット

(1)費用がかかる
(2)赤ちゃんが味を好むかどうか分からない
(3)1歳頃になると、1パックでは量が不足することも
(4)食品添加物はゼロではない
(5)異物混入・製品の回収などの事例が過去にある

市販の離乳食にも、手作りの離乳食にも、良いところと悪いところはあります。
どちらが正解ということはありません。

・赤ちゃんが健やかに成長してくれること
・あなたにとって、一番楽しく育児ができること

この2つが実現できる方法が、あなたにとっての正解です。

市販の離乳食を使うことで、あなたの育児が楽しくなるのなら…
ぜひ、罪悪感なんて持たずに、市販の離乳食を便利に使って下さいね。

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